産業容器の内面塗装に多く使われているエポキシ樹脂塗料の原料メーカーである三菱ケミカル社が、工場の不具合による製品製造の中止を先月8月30日に発表しました。この原料は三菱ケミカル社がほぼマーケットを独占していたものらしく、使用していた業界、特に産業容器業界は混乱状態でした。しかし、その影響の大きさを受けてか、9月7日には工場修復後には製造を再開するとの発表がありました。原料メーカーによる製造の可否がこれほど他の業界に影響を与えるの目の当たりにしました。
当社とお取引のある容器会社も、代替原料、他の原料など毎日模索中です。同じ物性のものが見つかっても、改めて需要家の皆さまに容器をテストしていただかなければならないので、生産を軌道にのせまでに数か月はかかります。
普段は地味な存在の原料メーカーですが、他の産業に与える影響は計り知れないものがあります。
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