こんにちは! 産業容器のベインワークスです。
今日は人工知能を活用した商品開発に関するニュースをご紹介します。
日本経済新聞 2023年10月16日 によると
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC123AA0S3A011C2000000/
※画像は上記URLから引用
最近、缶チューハイやソースなどの商品開発にAIが活用されていることをご存知でしょうか。AIは、過去のデータから新しい味のレシピを提案したり、試作の効率を高めたりすることで、開発者の仕事をサポートしています。
例えば、サッポロビールは日本IBMと共同で「N-Wing★(ニュー・ウィング・スター)」という商品開発AIシステムを開発しました。これは、過去に発売した約170種類の缶チューハイのデータを基に、新商品のコンセプトや香味などを入力すると、目標とする商品に近い原料や推奨配合量を瞬時に何パターンも提案する仕組みです。このシステムを使って生み出された初の商品が、「男梅サワー 通のしょっぱ梅」です。この商品は、通常は清涼感を出すのに使う原料を初めて男梅サワーに使用することで、梅干し感をさらに高めることに成功しました。
一方、オタフクソースはIHIと連携してAIを使ったレシピ検索システムを共同開発しました。これは、過去10年間に試作した約1万5000種類のソースのレシピをデータベース化し、目標に近い味を即座に抽出できるようにしたものです。このシステムは、開発経験が浅い人でも短時間で目標の味にたどり着けるようにするとともに、試作の回数やコストを削減する効果も期待されています。
AIは、「この味はかくあるべし」という固定観念を超える可能性を秘めています。AIが提案したレシピの中から何を採用するかは人間が判断することで、人間とAIが協調した開発スタイルが目指されています。AIをうまく味方に付けられれば、あっと驚く味わいの新商品が生まれるかもしれませんね。
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今では人工知能があらゆるところで活躍しているんですね!
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